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音読パッケージのやり方と挫折しない継続ポイント!鍵は英文法にあり

音読パッケージ

森沢洋介先生が提唱する英語学習法に「音読パッケージ」があります。反復トレーニングを基礎とする体育会系練習法。

中の人
ひたすら英文を反復します!

時間と根気が必要なのは確かですが、このくらい英語を刷り込まないと、独学で英語を話せるレベルは難しいんだと実感。

とはいえ、実際にやってみると実はそれほど大変な作業ではないんです。しかも、個人差はあれど効果も比較的早く実感できます!

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基礎英語力学習

まず、音読パッケージを始める前に重要なポイントがあります。それは、英文法の基本知識がそもそもあるかどうかです。

ここでいう英文法の基礎知識とは中学英語の教科書レベルの英文法知識と思ってくださいね
中の人

英文法の知識がないと、音読パッケージをやってもまず挫折しまず(実体験)。英文構造を理解できないので、英文を真似できないんです。

そのため、英文を何度も聞き返したり、単に英文を暗記しているだけになってしまい、これでは効果が望めません。

聞き取れないのは知らない単語や、英語独特の発音方法(リエゾンなど)と思いがちですが、本教材は中学レベルの英文なわけです。

そこまでクセのある発音や難解な英文はほぼありません。聞き取れない一番の理由は、実は英文法の基礎不足だったりします。

中学英文法を完璧にすべし!

英文法の知識に不安がある方は英文法からはじめてみてください。適度な問題集を1~2冊程度仕上げればOK。

中学英語ということもあり、覚える量もそれほど多くないので、時間がない人でも2週間もあればできるはずです。

中学英文法書

私が使用していたのは、くもん出版から出版している「くもん中学英文法」です。これを7周ほどくり返し解きました。

中の人
私は30代から英語を学びなおしたんですが、学生時代の英文法は完全に忘れていたので一から勉強し直してから音読パッケージに取りかかりました
【補足】
現役の学生さんなど中学英文法の基礎がすでにある方はすぐに音読パッケージをはじめるのはもちろんアリです

音読パッケージトレーニングの流れ

英文法の基礎を身につけたら、いよいよ音読パッケージでトレーニングしていきます。ポイントは「リピーティング」と呼ばれる音読練習です。

ポーズ(休止)のある音源を使い、モデル音声を1センテンス、あるいは1フレーズ聴き、ポーズの間に、そっくり繰り返すのがリピーティングです。
出典:音読パッケージ 森沢洋介

リピーティングを中心に、音読やシャドーイングを含めたトレーニングを1パッケージとし、このパッケージを繰り返しこなします。

音読やシャドーイグは比較的取り組みやすいんですが、リピーティングがこのトレーニングの一番の肝になります。

音読パッケージは10年以上前からある有名なトレーニングなんですが、実は私は一度挫折しているんですよね。

音読パッケージを挫折しない方法

20代の頃に一度挑戦したんですが、リピーティングができず挫折。英文法の知識不足が原因だと気づいたのがそれから数年後のこと。

音読パッケージは森沢洋介先生が提唱する英語学習法ですが、この学習法を一冊にまとめたのが「英語上達完全マップ」になります。

英語完全上達マップ

挫折したときこの本を読み返したんです。そこには英文法の重要性について書かれていて、一から英文法を学びなおしました。

一ヶ月ほどで中学英文法の参考書を一冊やり終えたので、音読パッケージに再挑戦。正直このときはまだ半信半疑(一度挫折しているので)。

ただ、実際トレーニングしてみると英文がもの凄く聴きとれる!感覚としては、英文の文構造がスルスル分かる感じです。

文構造が分かれば、意味も分かりますから、英文が頭に残りやすくなり、リピーティングが簡単にできるようになっていたんです!

このとき英文法の偉大さを知りました!英文法ってこんなに使える知識なんだと感激!
中の人

サイクルの目安は?

音読パッケージ

トレーニングする中で気になるのが、1回のトレーニング回数です。参考書には30回程度を推奨していますが実に大変!

中の人
それに時間もかかります(2時間かかることもありましたね)

なので、私は一番はじめにおこなう「①テキストを見ないリピーティング」で、ある程度英文が聴きとれて、マネできるなら回数を減らします。

音読パッケージのサイクス数

調整するトレーニングは「音読」です。15回程度を推奨していますが、ここを5回にします。数を減らしても特に問題ありませんでした。

むしろ無暗に回数を増やすと、英文を発するだけの作業になりがちでした。理解できる英文なら繰り返す回数は少なくてOKとしてましたね。

音読パッケージで得られるメリット

森沢式英語学習のメリット
  1. 最小限の教材のみでできる
  2. TOEIC600点前後は確実

最後に、音読パッケージのメリットについて触れます。あくまで個人的感想になりますが、効果のある効率的学習法だと思います。

一般的に英語学習は次々教材をやりこなしていきますが、森沢先生の学習法では最小限の教材を使いくり返しトレーニングします。

瞬間英作文と音読パッケージ教材

今回紹介した音読パッケージと瞬間英作文、あとは必要な方のみ補助教材として、英文法参考書と発音教材があれば完璧です。

トレーニングをしっかりとやり切ればTOEIC600点前後は余裕で取れます!
中の人

私が使用した補助教材

英語耳

中学英文法書はすでに紹介しましたが、あと、もう一つ「英語耳」という発音教材も使いました。発音を舌のイラストで分かりやすく説明している良書。

発音しにくい英単語やどう発音すればいいのか悩んだとき、英語耳を参考にしてました。かなり役立つ参考書なのでおすすめです。

英語パッケージトレーニングまとめ

音読パッケージ

英語パッケージは「リスニング」が重要と思っている方が多いと思いますが、それ以上に「英文法」の重要さを思い知らされます。

中の人
実際にトレーニングしてみると分かりますよ

英文法の知識があると、精度の高いリスニングか可能になり、どんどんトレーニングしたい!とモチベも上がってきます。

私と同じく過去に音読パッケージを挫折した方であっても、英文法を再勉強してみることで、きっと景色が変わるはずです。

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