利益本を探すために、せどりツールを使ってバーコードを読み取り、設定した条件にヒットした本を仕入れる。
ですが、実際はそう簡単ではありません!古本相場は乱高下が激しいため、翌日にはどうなっているか分からない業界です。
そこで!私なりに安定して売れる商品の仕入れ方法について、気を付けていることや、コツみたいなことを紹介していきます。
仕入価格の上限は一冊550円
ブックオフで仕入れるときのルールとして、仕入価格の上限を超える買物は基本しないように心がけています。
上限価格は一冊550円(税込)まで。実際には110円や220円本メインで、仕入れるようにしています。
というのも古本価格は相対的なもので、とくに在庫量に敏感です。仕入れた翌日にアマゾンで同商品が大量出品され価格暴落・・・。
中古価格暴落対策として、仕入れ値をなるべく抑えます。とくにはせどり初心者であれば、220円本縛りで仕入れてもいいと思います。
メルカリでは「損失」は出にくい
私はメルカリをメインに出品していますが、設定できる最低出品価格は300円になり、これ以下の価格には設定できません。
ツールを使用して探し出した利益本は、最低価格+αで出品されていることが多く、メルカリで損失しにくいことが多いです。
損失しにくい理由として、メルカリはアマゾンとは違い個人出品者の方が多いので、価格競争になっても十分戦うことができるからです。
店舗仕入の頻度目安は週二がおすすめ
私の仕入れサイクルは、一つの店舗に対して週2回は足を運びます。仕入れサイクルとしては多いかもしれません。
私は「せど楽チェッカー」というツールを使用していますが、1冊ずつ検索する全頭検索ではなく、気になる本を虫食い検索で調べています。
ここでいう「気になる本」とは、値段シールを確認して、最近220円コーナーに落ちてきた商品のことを指します。
ブックオフ値札の色と販売日の関係ブックオフの値段シールは時期ごとに色が異なります。この値段シールの色から判断してツールで調べるかを判断します。
メルカリは「セット本」が売れる
ただ、私の仕入れ方法はツールだけに頼ったものではなく、まとめて売ることで利益を確保する手法も併用しています。
メルカリの出品ページを見ると、何冊かまとめてセット本として売られています。セット本の魅力はまとめればなんでも売れること。
文庫の単品販売はほぼ利益が出ませんが、1~3巻セットにすることで、利益確保できることが多いんです。
セット本販売の具体例
たとえば、東野圭吾のガリレオシリーズは人気ですが文庫棚コーナーにいくと、在庫豊富で110円で売られていることが多いです。
バラ売りなら利益はでませんが、5冊セット、6冊セットにすることで、利益が確保できやすい(出品状況により異なります)。
商品 | 仕入値 | 売値 |
ガリレオシリーズ6冊セット | 660円 | 1500円 |
シリーズを揃えることで、付加価値が生まれて買ってくれるわけです。このことを知ったら、次は横展開です!
ガリレオシリーズが売れるなら、あのシリーズも売れるかもしれないと、ツールに頼らない商品を安定的に仕入れることができます。
ちなみに、小説は必ず「文庫版」を狙います。理由は送料です。文庫なら5冊程度までならポスト投函できるので送料が抑えられます。
何度も売れる商品ストックを増やす
メルカリである程度出品していくと、売れやすい商品に気づきます。こうした本やセットは必ず覚えておきます。
この「売れる商品」を一つでも多く知ることが、せどり成功の秘訣です。商品知識を積んでいくことで仕入量も増えていきます。
せどり店舗仕入まとめ
ツールだけに頼っていると、運要素の割合が多くなってしまい、安定した仕入が難しくなる傾向になります。
どんな店舗でも仕入れられる、商品知識がなによりも重要です。仮に店舗でのツール使用が禁止になっても、売れる商品を知っていれば安泰です。
商品知識が蓄積していくと、それに比例して売上も伸びていきます。ただ急激な伸びではなく一歩一歩地道なものです。
ですが、この地道さが他出品者との差別化になり生き残れます。月10万は十分に稼ぐことができる副業ビジネスだと言えます。